鶏頭(けいとう)
今回は、鶏に因んだ花を紹介しましょう。
鶏頭は、9月から10月にかけて咲く秋の花です。
熱帯アジア原産のヒエ科の一年草で、ビロードのような紅、赤、紅紫、黄、白色などの花を咲かせます。
その花の形が、鶏の鶏冠(とさか)を思わせることから鶏頭の名が付きました。
ただ、花と思われている部分は茎が波状に変化したもので、本当の花はその下方にあります。
どれどれ…ホントだ! 面白いですね。
仏花や生け花用として広く親しまれていて、ちょうど今頃、花屋で見かけたので買い求めました。
槍鶏頭(花が槍のように尖っています)をはじめ、様々な種類があり楽しめます。
花汁を染色に使ったことから、古名を韓藍(からあい)ともいい、このような鮮やかな花の汁からどんな色に染められたのだろうと興味がわきます。
花言葉は、奇妙、風変わり(笑)
それでも花の姿はは美しく、人を癒してくれます。
ホクリヨウの卵も、美味しく皆様の健康に役立ちますように。