そのヒミツは鶏が食べるえさにあるのじゃ。

黄身の黄色は鶏の体内ではつくられないんじゃよ。
えさにこの色素成分が入ったものを混ぜることで黄身は黄色くなるのじゃ。

カンタキサンチンなどの化学合成物質を混ぜれば簡単に色を濃くすることができるのじゃが、ホクリヨウでは天然のパプリカのみを使って卵黄色を出しておるぞい。

ミシン目を持って、ミシン目に沿うように引くとうまく開けられるのじゃ。

動画「鶏卵パックのミシン目をキレイにひらく方法」

加熱すると硫化水素が発生して黄身に含まれる
鉄分と結びつくのじゃ。

それで緑色っぽくなることがあるぞ。
衛生的な異常ではないので食べても大丈夫じゃ。

加熱のし過ぎに注意じゃよ。
あとは、加熱後すぐに冷水で冷やすと発生した
硫化水素が卵殻側に拡散するので変色を防げるのだよ。

卵白を構成しているアミノ酸（シスチンやメチオニン）に含まれる硫黄分が加熱によって分解されて硫化水素になるのじゃ。この硫化水素が、鍋の金属と反応することによって黒い点ができることがあるのじゃ。

衛生的な異常ではないので食べても大丈夫じゃ。

これは、卵殻の色素が内側に出てしまったものじゃ。
たまに見られるが、問題なく食べられるぞ。